2012年12月26日水曜日

葬儀と初七日

今日は天気はいいけど…めっちゃクソ寒い一日でした…ココ関西の片隅辺り。
ホンマに、雪が舞うほどの寒さに縮み上がりましたとも!(デカイ体だとしてry

昨日からずっと葬儀の会場の建物の中なのでそんなに寒い実感なかったけど。

朝、9時にはみんなが来る筈なので、こっちもうかうかしては居られない。
8時前には起きて、幾つかある部屋の暖房のスイッチをつけたり。
ワンフロア貸切りとはいえ、寝る時には玄関に当たる所の鍵は閉めたので、鍵も開けないと。
会場は至れり尽くせりで、朝ごはん様にパンが籠いっぱいに渡されて、それを食べてスタンバイ。
おかんたちが到着。
こういう事は、結局待ち時間が長い訳で…今朝も9時ごろから、打ち合わせがあった。
故人の人と成りを司会の人が上手く纏めて言って下さるのだが…思わず、冗談を滅多に言わない父親の渾身の冗談、東北の生まれ故郷では寒いから遠くに居る人に挨拶すると、途中で挨拶の声が凍ってしまって…暖かくなると一気に凍った挨拶が溶けて「おはようございます」「コンニチは~」とかそれは煩いんだって言う冗談をずっと信じてた話しをしたら、司会の人が笑い崩れてた。
真面目な顔して言うから、ホンマにそうなんやと思うねんて!!!
これは採用されて、葬儀の中でエピソードとして紹介された。

滅多に顔を合わせない妹の旦那さんや甥っ子にも随分久しぶりに会った。
おい!旦那氏めっちゃ老けたな(爆
イヤイヤ、お互い様だろうって?
厳かに葬儀は行われ、お別れに棺の中にお花を入れる段になって、ホンマに眠っているようにしか見えないおとんの顔を見たら涙が溢れた。
あんなに…いつもキツイ物言いしていたおかんも人一倍泣いてて…この人は決して優しい物言いは出来ないけど、其れなりに愛情がない訳ではないんだな…判っているけど、ホンマにみんな何でこんなに不器用にしか生きられないんだろう?ってしみじみ思った。
周りの人間(管理人ですら)うわーっきっつー!!!と思う言葉しか出てこないから、愛情なんて欠片も無いんじゃないかと勘違いしてしまうのだが、おかんはおかんなりに愛情はあるんだ。
もどかしい………それがおとんに伝わっていたのか?って言う所は不明なんだけど。
棺は色とりどりの花で埋め尽くされ、出棺となった。

斎場が山の上なので寒さが半端なくて、粉雪が風に舞うほど。
最期のお別れをしたが…眠っている様な綺麗な穏やかな顔なので、実は寝ているだけなんじゃないかと一瞬思い、こんなに生きているみたいなのに焼かなくてはならないのか…と思って、そこで何だか凄く悲しくなった。
あんなに穏やかで綺麗な顔だったのだから、絶対に成仏してるから悲しまなくても大丈夫やなって思ったら、少しだけ気持ちが楽になった。
ドラマとかなら、ここ棺にすがって号泣シーンの筈やけど、実際はそうでもないな?とか思った。
ただ単に、おとんの顔は成仏の相やったっていうのもあるんかも知れんけど。
焼き上がり白い骨になったおとんと対面して、その骨を長い箸で骨壷に納める時もどこか現実感なかった。
これ、ホンマにおとんなんか?…そんな感じ。
思えば…ここ5年余りで、相方とばぁちゃんとおとんを見送った訳なのだが…これは慣れたりとかいうものじゃないな。
そん人それぞれの思い出とか、距離感とか一人一人違うし。

この日の内に初七日もやってしまうので、帰ったら葬儀の前に荷物は纏めて置いたので、また会場で祭壇も初七日様に変わってて。
おかんから葬儀の祭壇とか、遠方の親戚とかは年末に気の毒なのと、どこまで来て貰えば失礼にならないかとか気を遣うのでホンマの身内だけでやったし、お花をお供えしてくれた本家やそういう所には写真を送りたいからとか言われ、必死でiPhoneで写真を撮ってた。
中々、祭壇も良い感じで…おとんも喜んでいる気がした。
ま、みんな管理人が積み立てしていたからできたことだけれども。
兄弟では1番お父さんっ子だったんが管理人だったので、当然的にも立派にしてあげられて良かった。
15時には全て終了して解散となった。
実家ではまだ、49日までの祭壇の飾り付けとかあるけど、真逆の方向なので失礼した。
まずはお疲れ様…自分も家族も

0 件のコメント:

コメントを投稿